Film Scoring Template 1 -VSLを使った映画音楽用テンプレートの作成-

これからCubase(ver. 8)とサンプルライブラリー(ここではVSL Special Edition)を用いたオーケストラ用のテンプレートの作成方法を紹介していこうと思います。オーケストラを用いる映画音楽ではプロジェクトごとに毎回新しくトラックを作成していくのは大変です。あらかじめ基本的なオーケストラのテンプレートを作成しておき、必要に応じて楽器を追加していくのがベストでしょう。尚、Cubaseは英語版を使っての解説となりますので、あらかじめご了承ください。

まずはwoodwind(木管)のテンプレートを作っていきましょう。

作成するトラックは以下の通りです。

Flute 1

Flute 2

Piccolo Flute

Oboe 1

Oboe 2

English Horn

Clarinet 1

Clarinet 2

Bass Clarinet

Bassoon 1

Bassoon 2


 

1. プロジェクトを立ち上げる

Cubaseを開いて新規にフォルダを作りましょう。

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2. Project > Add Track > Instrument.. を選択

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3. Vinna Ensembleを選択

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4. CubaseのBusを使うので、Master Busを削除してください。

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5. 新しいInstrumentを追加します。

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6. 右のサイドバーのPatchの項目から、14S FL1 legatoというパッチをA1のスロットに挿入します。その後、instrument 1という名前を分かりやすいようにFlute 1と変えてください。(初めに名前を変えておくことは後で混乱を生じないようにするためにも重要です。) MIDIチャンネルもAllから1に変更します。

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7. 5~6の手順を繰り返します。

9使うパッチは順に、

24S FL2 legato(Flute 2), 04S PFL legato(Piccolo), 04S OBfr legato(Oboe 1), 14S OBvn legato(Oboe 2), 54S EHvn legato(English Horn), 14S CLBb legato(Clarinet 1), 14S CLBb legato(Clarinet 2), 25S BCL legato-sus(Bass Clarinet), 04S BA legato(Bassoon 1), 34S BA2 legato (Bassoon 2)

MIDI チャンネルは順に, 1,2,3,4…11

Audio チャンネルは順に OUT 1/Out 2, OUT 3/OUT 4, … OUT 21/ OUT 22

のように設定していきます。

 

すべての手順が終わると以下のようになります。

(↓クリックで拡大)

この状態だと、Flute 1の音しか出てきません。今度はCubase側でMIDIとオーディオのルーティングをしていく必要があります。